誰も知らない
今回はR-15になりましたので、15歳未満の方は回れ右!…で。
そして久々にカン・マエの一人称になりました。
結婚して間もない頃のカン・マエのモノローグSSです。

短いのであっという間に読めます。
それでは続きから…。

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【2013/12/30 21:00】 | ベバ二次小説 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑

 
拍手お礼(12月28日)と今年最後のお礼とご挨拶
クリスマス(じゃないけど)SS、アップして気付いたんですが…。
我が家のマエストロって口にすることはかなりツンデレだけど、身体はかなり正直なんですねー(爽笑)

ルミへのキス大好きだし、勿論それ以上のことも大好きだし。

45歳なのに週3回ってどうなの?!
元気すぎでしょ!!
体力ありすぎでしょ!!
(↑自分で設定しておいて…)

ってか、ルミだから週3なんですよね、カン・マエは。
だってポッキー占い98%の二人ですから、そりゃーもうアチラの相性も、ねv

そのうちカン・マエに「口ではルミにあんなこと云っておいて…体は正直なんだな…」と云ってやりたい。


マエストロ、腰をお大事に……(立ち仕事だし)


畳む前にアチラ系全快ネタで申し訳ありません(苦笑)


いつもたくさんの拍手を有難うございます!
では畳んだ先は拍手に頂いたコメントのお返事と今年最後のご挨拶です。

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【2013/12/28 00:35】 | 拍手レス | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑

 
ライプツィヒの休日
クリスマスが終わった次の日、二人はライプツィヒに来ていた。

移動手段は行きはドイツの高速列車ICE、帰りは飛行機の予定だ。
昨年、結婚前にフランスに行った時に列車で行ったところ、妻のトゥ・ルミは移動時間の半分以上寝てしまった。
彼女が「列車から見える景色を見たい」と懇願してTGVで行ったため、現在は夫であるカン・マエに散々厭味を云われたことがある。

「今回は一睡もしませんでしたよ!
 ドイツの綺麗な景色をしーっかりと堪能しました」

厭味を云われたことをしっかりと覚えていたルミは電車を降りた途端「どや顔」をしてカン・マエに云うと、彼は形の整った眉毛をスィッと上げて「それはよかった」と改札へとさっさと向かっていった。


ライプツィヒは「音楽の父」といわれるヨハン・セバスチャン・バッハの所縁の地だ。
街のあちこちにバッハ像や肖像画が飾られている。


本日は旅の二日目――当初は日帰りか一泊で何処かに行こうとカン・マエは思っていたのだが、ルミが「ライプツィヒなんてどうかな?」と云ったので、そうなると少し遠出になるため折角なので二泊することにした。



ライプツィヒの休日

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【2013/12/25 23:14】 | ベバ二次小説 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑

 
雑記「ザ・職人」
クリスマスSSですが、現在執筆中です。
…でもクリスマス後のお話なので、クリスマスっぽい話ではなくなりました。
そしてクリスマスに間に合うのか?間に合わないんじゃない?!だってもう22日も終わりかけてるじゃん!
…でもクリスマス後のお話だから、アップが遅くなっても別にいいよね?(苦笑)

それとアップするSSが1本、増えました。
裏にアップする予定のSS中の文章を幾らか表現を柔らかくしてこちらにアップです。
R-15になりますが…表現的にある程度大人じゃないと分からないことになってるんで、大丈夫かな、と。

まぁこんな感じで今後もアップする話が増えていくことがあるかも知れないです(笑)
なんだかんだで「あ、こんな話どうだろう?」と新たな妄想をしたり、「そういえばこんな話をちょっとだけ考えてたな…」と思い出したりすることもあるので…。
終わる、となると名残惜しい気がすることも否めません。

それでは続きからは短めの雑記です。

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【2013/12/22 22:24】 | 雑記 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑

 
熱り ~彼女の囀り2~
その日、仕事から帰ってきた伴侶の様子がいつもと違うと彼女は思った。

彼女の夫は非常に弁が立つ男であるのだが、プライベートでは然程饒舌ではない。
仕事が忙しい時期は必要なこと以外、自ずから喋らないこともあるくらいだ。
だから彼女が彼の分まで喋ろうと必要以上に多弁になってしまう。

そんな彼が今日は夕食の間、喋り続けている。
いつもは彼女の方から訊かなければ話さないようなこと…その日の仕事や団員のこと、今練習してる音楽のことなど…を話している。

「本当に…アレッサンドロは何故あんな楽天家なんだ?
 私がどれだけ叱ってもどこ吹く風だ」

しかも朗らかな表情で。

「しかしヴィクトールは流石だな。
 付き合いが長いからアレッサンドロは勿論のこと、他の団員たちの扱い方も心得てる。
 流石一流のコンマスだ」

トゥ・ルミは夕飯であるチキンのレモンハーブ焼きをフォークに刺したまま口に運ぶことも忘れ、先ほどから喋り続ける夫…カン・ゴヌの顔をまじまじと見つめていた。



熱(ほて)り ~彼女の囀り2~

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【2013/12/20 23:12】 | ベバ二次小説 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑

 
とあるコントラバシストの呟き
ソクランに居る、あの方のツィートです(笑)

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【2013/12/18 21:00】 | ベバ二次小説 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑

 
「月齢14.77」あとがき
なんといいましょうか、今回はSSのすぐ後に余計なあとがきを入れたくなかったので、別記事としてあとがきを…。

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【2013/12/18 10:43】 | まえがき・あとがき | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑

 
月齢14.77

二人の子供であるカン・ミウが生まれて早や6か月半。

生後5か月経った頃には時折夜泣きはするものの、夜一度も起きることなくぐっすりと眠ってくれるようになった非常に手のかからない赤ん坊である。



月齢14.77

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【2013/12/16 21:39】 | ベバ二次小説 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

 
取り急ぎの拍手です
さ、さ、寒すぎる…!!

独身時代であればこの寒さ…
「よっしゃ!この調子だと雪山にいい雪が積もって、最高のスキーシーズンになるぞ!」
となっていたでしょうが(因みに1シーズンに20回以上スキーに行ってた馬鹿です…)、今となっては冬は冷え症の私にとってはただの拷問です。

皆様、体調は崩されていませんか?
お蔭様で我が家は今のところ何もありません。

次にアップするSSですが……ちょっと?重いです。
雰囲気的には拙作「月光」のような感じのSSになります。
当SSのカン・マエにエロさやコミカルさを求めてらっしゃる方は読まれない方がいいと思います(汗)


続きからは「みなみ様」へ取り急ぎの拍手お返事です。
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【2013/12/15 23:07】 | 拍手レス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

 
拍手お礼(12月14日)
「歓喜の歌」に沢山の拍手をくださり、本当に有難うございます!

当SSのカン・マエもようやっと「人並みの幸せ」を得ることが出来ました。
ルミと一緒になったことで十分幸せなんですが、彼にとっては子供を得るということは普通の人以上に特別なことだと感じます。
何せドラマ内で「だから私は独りなんです」と云ってましたからね…独りで人生を歩む覚悟をしていたのでしょう。


あんなSSを書いておきながら……
最近の私のマイブームは、イラスト投稿サイトpixivで「素敵なエロ絵を探すことv」…です(笑)←色々と台無し発言。


それでは続きから拍手、メールフォーム、投稿に寄せて頂いたコメントのお返事です。

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【2013/12/14 00:01】 | 拍手レス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

 
「歓喜の歌」あとがき
今回のSS作業が終わったので、読者の方から薦められて見ていた「シンイ」最終回、やっと視聴いたしました。
その方曰く、「最終回は二次小説を書きたくなるようなラスト」とメールに書かれてまして
「ひぇぇぇぇ~!
 最後まで見て、もし書きたくなっちゃったらどーしよう?!」
と不安だったのですが…大丈夫でした。

なんというか、ええ感じの終わり方だったので、妄想の余地なし、です(笑)

私にとって二次の妄想というものは、原作の消化不良を補うためにあるようなもので…。
考えてみたら「シティハンター」も「ギャラリーフェイク」も、主人公とヒロインがちゃんとくっつかないから妄想しまくったんですよね(笑)
「このままいけば、たぶんくっつくだろう」という終わり方だったので、その後の二人のラブを妄想で補ったんでした。

ベバなんかその最たるもので……しかも「好き同士なのに別れる」ってどーいうことだよ!
妄想するなって方が無理でしょ!!
…とお陰様で再会→遠距離→同棲→結婚→妊娠・出産…まで妄想してしまいました。
ついでに裏のドエロいのまで妄想致しておる次第です(笑)


ルミの妊娠・出産SS「歓喜の歌」、読んで下さり有難うございました。
続きからはあとがきです。

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【2013/12/09 22:00】 | まえがき・あとがき | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑

 
歓喜の歌 4 (終)
出生時体重は2450g。
予定日より3週間も早く生まれてきたが、元気な女の子である。


歓喜の歌 4


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【2013/12/09 21:00】 | ベバ二次小説 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑

 
歓喜の歌 3
ジス・カルクブレンナーがルミの病室を出て1階に下り、院長室に行く為に待合室を通り過ぎようとしたところ、時間外なので照明が切られた暗い部屋の片隅に独りソファに座り、両肘を膝に乗せて指を組み、手の甲に顎を乗せて身動ぎもせずに正面をじっと見つめる男性が居た。

彼女は一旦従業員たちが居る部屋に行き待合室に戻ってきた時、彼女の右手にはマグカップ、もう片方の手には紙コップが握られていた。

「……大丈夫?」

ジスはその男―カン・マエにコーヒーが入ってる紙コップを渡す。

「……」

彼はそれを無言で受け取った。

「…今のあんたのその姿、あの子には見せないでね」

「……」

「ちょっと…ホントに大丈夫?」

「―――…分からない」

やっと口を開いたと思ったらそんな言葉しか出てこない。
ジスは少し苛立ち、叱咤しようと口を開きかけた時、

「――物凄い、喪失感…だ」



歓喜の歌 3


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【2013/12/07 21:00】 | ベバ二次小説 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

 
歓喜の歌 2
カン・マエ自身、自分が子供をもつという事に大きな不安がある。
彼は「温かい家庭」というものを知らない。
物心ついたころには酒に酔った父親に暴力を振るわれていた。


 もし、自分が父親にされてきたように、自分の子供に暴力を振るってしまったら――


親に虐待を受けた人間は、同じように自分の子供を虐待することが多いという。
己の中に潜んでいるかも知れない「モンスター」に、彼は恐れているのだ。

不安に思う要因は他にもある。
あの日、彼よりも12歳年上の女性に云われた言葉が脳裏を過ぎる。


『先生のような方は子供を育てるべきではないと私は思います。
 子供は親を見て育つんですよ』


あの無情とも取れる言葉を突き付けられた時、彼は思いがけないほどショックを受けていた。
何故あれほどショックだったのか分からない……彼は自分でも「己は子供を持つべきではない」と常日頃から思っていたのに。
恐らく自分で認識していたことを第三者に云われ、決定打を与えられたような衝撃を受けたのだ、と今になって思う。

(そう思っていたのに…何故あの夜、避妊をしなかったのだ?
 それは彼女との間に子供が出来てもいい、と思ったからではないのか?)

幾度となく彼女と夜を共にしている彼が避妊をしなかったのは今までたったの2回…一度目は同棲を始めて間もない頃、ルミに対して激しい独占欲を覚えた夜、二度目は1か月ほど前に「先生になら、どんなことされても構いません」と云われた夜。
だが2回ともその後は躊躇してしまい、結局そうならないように避けたのだ。


 こんな男が父親になる資格が果たしてあるのか?
 自分は、背中を見せれるような立派な人間なのだろうか…


窓外には夏の太陽で青々と茂った木々の葉から木漏れ日が差していたが、彼の気分は爽やかな空気とは真逆のものになっていた。

そんな彼の気持ちとは裏腹に、妻は新しい命を授かったという嬉しさで今まで以上に輝いている。

「先生、私ね、子供がある程度大きくなるまでしっかりと愛情をあげて育てたいんです。
 だから編作曲の仕事はセーブするか、お休みしようと思ってるんですけど…それでもいい?
 先生におんぶに抱っこになるのはなんだか気が引けるんだけど…」

まだ大きくなっていないお腹を撫でながらそう云う彼女を見ると申し訳なさで胸が痛んだ。
だからカン・マエは彼女の前では絶対に思い悩む姿を見せなかった。


そしてルミの妊娠が判明して1か月半ほど経ったある日。

カン・マエはそれまで自分が抱いていた気持ちが、何とも愚かで下らないものであったのか思い知ることになるのだ。



歓喜の歌 2


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【2013/12/05 21:00】 | ベバ二次小説 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

 
歓喜の歌 1
その日のミュンヘンは10月上旬とは思えないほど暖かく、空が抜けるような晴天であった。
この時期になると開かれるお祭り、オクトーバーフェストの熱気が錯覚させたものかも知れないのだが、何にせよミュンヘン市民も世界各国から訪れる観光客も、半袖で過ごしてる人が数多くいた。
本日はこの大イベントの最終日である。

午後3時過ぎ、ミュンヘン・フィルハーモニーの本拠地であるガスタイク・フィルハーモニー・ホールもその熱気に包まれ、人々の拍手が鳴り響いていた。

フィルの常任指揮者であり音楽監督であるマエストロ・カン・ゴヌの額からは、幾筋かの汗が滴(したた)っている。
両手をスッ…と軽やかに上げると、舞台上に居る人々…フィルの団員全員が立ち上がる。
カン・マエが客席を振り返ると拍手の波が一際大きくなり、彼はその惜しみなく浴びせられる賞賛を身体全体で受け止める。
いつもの癖になっていたのか、ふ、と客席のとある一角に目をやるが――、一瞬僅かに作っていた笑顔が固まり、すぐに視線を逸らした。

そして軽く頭(こうべ)を垂れて一礼すると指揮台を降り、いつまでも鳴りやまない万感の拍手に送られながら舞台を後にした。


連日の練習の成果か、はたまた「オーケストラ・キラー」と呼ばれ恐れられていた彼とフィル団員たちとの間にここ最近、今まで感じたことがなかったような連帯感が生まれている所為か…
この1年、マエストロ・カン・ゴヌが指揮をするミュンヘン・フィルの演奏は頓に素晴らしい、とクラシック雑誌や新聞、時には音楽とは全く関係のない媒体でもそう書かれることが多くなった。


カン・マエは指揮者控室に入り革張りのソファに座ると、いつものように当日指揮した音楽を瞑想し、余韻に浸る。
先ほどアンコールとして指揮し、賞賛された曲はグリーグ作曲の戯曲ペール・ギュントから「朝」、であった。


(今日の音楽を、あいつに聴かせられなかったのが残念だな…)


ふいに目を開け、いつもガスタイクで演奏するときには必ず居る、彼がこの世でただ一人愛する人のことに思いを寄せる。

だが今日の公演にはその人は不在であった。
本当は来るはずだったのだが、「今日は朝からやたらとお腹が張るからやめておきます」と昼前に連絡が来たのだ。


(そういえば…3年前のこの時期、遠距離だった彼女と共に過ごしたんだったな…。
 2年前はすでに一緒に暮らし、なんとなく将来の事を考え始め――
 そして今は……)


彼が人には滅多に見せない柔らかい笑みを浮かべた時、指揮者室のドアがノックもなしに乱暴に開かれた。
カン・マエは瞠目してドアの方を見やると、そこにはフィル団員のファゴット奏者であるアレッサンドロ・カニーニョが肩で息をしながら立っていた。

「なんだ?!騒々しい!
 だいたいお前はノックもなしで――」

「連絡、聴いてないんですか!?」

「…連絡?」

「携帯ですよ!」

「公演の時は、携帯の電源はオフにしてある…」

「ホラ、だから云ったじゃん、マエストロは多分携帯の電源切ってるって」

長身のアレッサンドロの後ろからひょこっと現れたのは、現在シュトゥットガルトに留学中で、昨年のクリスマスから彼と付き合っている韓国人女性のハ・イドゥンだ。
彼女は習い始めて1年と数カ月とは思えないほどドイツ語が堪能になっており、1年先にドイツ語を習い始めたルミよりもはるかに流暢に喋っている。
恐らくそれは彼女の若さゆえの吸収力と、根気強く彼女にドイツ語を教えてきたアレッサンドロの愛情の賜物であろう。

「兎に角一体どうした?
 私が公演後に邪魔されるのが嫌いなことはお前は知っ…」

「ルミですよ!
 イドゥンの携帯に連絡があって…」

「ルミさん、生まれそうだって!」

「――は?」

「曲の合間に携帯チェックしてみたら、ルミさんからの着信があったみたいで、どうしたのかと思ってかけ直してみたら…。
 1時間以上前に電話したんだけど、もうその時はとっくに病院に到着してて分娩室に居るって」 

カン・マエ相手なのでイドゥンは母国語で捲し立てた。

「―――」

「破水したんだって!
 それで病院に行って…」

「…いや、だが…予定日まで3週間も早い筈だが…?」

「早くても遅くても破水したの!
 先生、早く病院に行ってあげて!」

「―――……」

カン・マエはそう云われたがイドゥンの言葉を理解出来ていないのか、眉間に皺を寄せ口を一文字に結んだ難しい表情をしている。

「…ちょっと、カン・マエ!
 聴いてんの?!」

何の反応もないカン・マエに苛ついたイドゥンはついつい陰での彼の呼称を叫んでしまい一瞬ハッとするが、当のカン・マエはその声も耳に入っているのか定かではなく。
何か考えを巡らせているのか何なのか、相変わらず表情は固まったままだ。

「マエストロ、今日はタクシーですよね?
 俺は車で来てるんで、産院まで送りますよ。
 ナビしてください」

「……ああ」

アレッサンドロの申し出にカン・マエはやっとで声を発した。


それから15分後、カン・マエはアレッサンドロが数か月前に購入したばかりの愛車フィアット・プント・ラウンジの後部座席で揺られていた。
助手席に座るイドゥンは振り返ってカン・マエを見ると彼は腕と脚を組んで瞑目し、声を掛け辛い雰囲気を醸し出している。


(そうだ…そうだった…。
 去年は、この時期にルミは――)


カン・マエは1年ほど前に起きた辛く悲しい出来事を思い出していた。



歓喜の歌 1

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【2013/12/03 21:00】 | ベバ二次小説 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑

 
「妊娠・出産編」のまえがき
本日、子寅1号が蕁麻疹になりまして。
「夜、痒がって寝愚図ったらまえがきがアップ出来んなぁ~」
なんてことを考えていたダメ親の寅三吉。です。
二人とも私の血を引いて……立派に蕁麻疹を発症する体質のようです(苦笑)
痒いんですよね~…アレ。
原因が分からないことが多いので、それではどうしろというのだ?!という感じです。
(体調が悪いと発症したりすることもあるようです)

夕方、病院に行って貰ってきた飲み薬と塗り薬のお蔭か、はたまた昼寝をさせていないからか(幼稚園の前準備の為)、有り難いことにすぐに就寝いたしました。
ですからご心配は無用ですので(^-^)





さて「ルミの妊娠・出産編」…全部で4話になると思います。
昨晩アップした拍手お礼にも書きましたが、まだ完成しておりませんゆえ…(苦笑)

ただ「Hymne a l'amour」を読んでくださってる方はご存知かと思いますが、我が家のルミは一度流産しております。
今回はまたその辺りの話も出てきますので、そういった描写を読まれたくない方は2話と3話の前半は飛ばしてください。
「Hymne a l'amour」ほど、重い描写にはなってないと思いますが…念のため。

新たなオリジナル・キャラが出てきます。
ルミの主治医(韓国人女性)です。
以前、「Beethoven Syndrome」の削除したあとがき部分にも書きましたが…
容姿は「結婚できない男」の早坂夏美先生を演じられた夏川結衣さんでお願いします。

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5214420.jpg

夏川結衣さん

中身のイメージもドラマのままで!
も~あの時の夏川さん、大好きっ!
阿部寛演ずる桑名さんに「あなたって人は~~~…っ!」という姿がツボ(笑)
第1話の診察を嫌がる桑名さんのズボンをズルッ!と脱がしてお尻を診察、お尻を出したまま咽び泣く桑名さんに「あ、お誕生日おめでとうございます」と淡々と云う夏川さんが堪りませんv

それではアップは明日の夜から…と考えております。
よろしくお願いいたします。


関係ありませんが…こちらは桑名の隣り部屋の住人のペット、ケンちゃん(笑)

kenchan.jpg


ミョンミンさん並みのいい演技をする名俳優です。
【2013/12/02 20:49】 | まえがき・あとがき | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑

 
拍手お礼(12月2日)
寅三吉。のカン・マエ×ルミの妄想ブログにお越しくださり、有難うございますv

やっと「ルミの妊娠・出産編」をアップできる目途が立ちました。
実はまだ完全に書き上げてはいないのですが……アップし始めれば「ふぉぉぉ~!早く書かねば―!」と、締め切りが迫った漫画家のような気になると思いまして…(苦笑)
まえがきは今日(2日)の夜に、本編は明日の夜、アップする予定です。

その前に頂いたコメントのお返事・お礼をしたいと思いまして、続きからは拍手、メールフォーム、投稿に寄せて頂いたコメントのお返事ですv

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【2013/12/02 01:01】 | 拍手レス | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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